kiko Blog

おち夢クリニックで不妊治療。

【通院日記】ET41 稽留流産

おち夢通院日。
結果は、稽留流産だった。順調だったら8w。そろそろ卒業、というタイミング。

担当はY先生。中待合で待つ間、隣の人がずっとお腹をさすっているのがすごく気になる。案の定、彼女が隣の内診室で、いつもはあまり気にならない会話もなぜか丸聞こえ。
「大丈夫ですよ。元気に動いてます。見えますか?」
と。
ちょっと心折れそうになる。
そのあと、わたしの番で、内診をしてもらったが、何の声もかけてもらえず、モニターも真っ暗のまま。すごくみじめな気持ちで、内診を終える。だめだったんだろうなー。
診察までもすごく待った。なかなか呼ばれず、ちょっとイライラしてくる。
やっと呼ばれて、エコー写真を見せられた。
「週数相当には育っていますが、今回も心拍は確認できませんでした。2回連続で心拍が確認できないと、おそらく成長がストップしています」
このままリセットするのを待つか、手術するか、どうしますか?
と、聞かれ、判断に困る。
「このまま自然に出るのを待っても、いつ始まるかわからないですよね?」
「そうですね。胎嚢も7w相当なので、出血の量も多いと思います。できれば手術をしたほうがいいかもしれません」
ただ、手術はこのCLではできないので、別のCLを新たに受診するとの事。
手術をする事にし、紹介状を書いてもらう。
その後は、手術をした経過をそのCLで診てもらい、OKがでれば治療を開始できるそうだ。
その後、処置室で、紹介状を貰う。
いろんな人がいるので、仕方ないかもしれないけれど、医師も看護師も慰めや労いの言葉をかけてはくれなかった。普通のときならなんて事はないのに、なぜかすごく傷ついた気持ちになった。
そういう時に限って、お会計待ちで隣になった人も、ずっと診察室で貰ったエコー写真を眺めていた。よく見たらバッグにマタニティーマークもつけていた。みんなが順調にいっているのに、わたしはどうして、という気分に、ついなってしまう。タイミングが悪い日。ただそれだけなのに。
その後、お会計をして、ふと助成金の申請書類の事を思い出して、受付で聞いてみた。
「以前お願いした助成金の書類はいつ貰いにくればいいですか?」
わたしが質問した人とは違う人があわてた様子で出てきて、領収書に書いてありますから!と強い口調で言われた。
よく見たら確かに書いてある。
でもそんなにキツく言わなくてもなあ〜という感じだった。受付に呼んで貰って何日以降に来てくださいと言ってくれれば、わかりやすいのに。
ただでさえナーバスになっている時に、そんな出来事の繰り返しで、心がぺしゃんこだ。
せめてもと思い、ケーキが食べられるハーブスでランチをして帰る。ちなみにまだつわりがあり、肉や魚は食べられないし、ケーキなんて食べられるかわからないけれど、どうしても食べたくて。オムライスもケーキも完食。食後は気持ち悪いけれど、心はなんだかスッとしたので、満足。


この一週間、会社も休んで、家事もせず、廃人の様に暮らしてしまったけれど、なんの文句も言わず、わたしの事だけを心配してくれる夫には、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱい。
ちなみに会社の同じチームの人には、前回出血してお休みを貰ったときに、事情を全部話してある。もしダメになってしまったら嫌だな、とちらっと思ったが、実際そうなったら、結局休みをもらわないといけないので、必要な人には話しておいて良かったな、と思った。なので手術が終わって落ち着くまで、お休みを貰おうと思う。



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